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【新機能】EF実績集計機能をリリースしました!

施設基準の届出に実績件数が求められる施設基準について、実績件数をEFファイルから自動集計し要件の達成度を可視化できるEF実績集計機能をリリースしました。
この機能で、届出をしてる施設基準の実績達成状況が分かりやすく表示されることで、施設基準の要件漏れによる届出の取り下げが発生することを防ぎます。
また、届出をしていない施設基準の達成状況も自動集計されるため、新たに届出可能な施設基準の発見が容易になり、増収に向けた検討を進めることができます。
開発の背景
施設基準の届出要件には年間の手術件数などが実績として求められるものが多数あります。
多くの病院ではDPCデータを用いて担当者がこれらの実績の抽出と確認を行います。
集計すべき手術が何かを調べることから集計作業が始まるため、施設基準担当者が多大な時間を割く業務です。
届出している施設基準が多ければ多いほど集計業務が増加し、規模の大きな病院ほど多くの業務負担を強いられます。
施設基準担当者は、既に届出をしている施設基準の達成度を調べることに多くの業務時間を費やさざるを得ないため、「届出をしていない施設基準の実績達成状況の集計に取り組む時間がなかなか取れない」という課題もありました。
EF実績集計機能でできること
本機能が実装されたことで、EFファイルを取り込むだけで手術などの実績件数が自動集計され、集計作業時間の短縮、要件漏れによる届出の取り下げ防止を実現します。
集計後には、様式52の作成に使えるエクセルデータを出力することができます。
また、院内掲示が必要な手術の通則5および6の区分1~その他に分類される手術の集計はもちろん、院内掲示やウェブサイトへの掲載に使えるエクセルデータの出力までEF実績集計機能で完結できます。
さらに、届出していない施設基準の実績達成状況も可視化されるため、新規届出が可能な施設基準を洗い出し増収に繋げることができます。
EF実績集計機能の開発にあたってはDPCデータ分析研究を専門とされる川崎医療福祉大学 医療情報学科 本野 勝己准教授にご協力いただきました。
本機能はiMedy「スタンダードプラン」で利用できます。
新機能のリリース後さっそく、ユーザー病院様から「業務負担が軽減されそうです」「(作業が)断然速く楽になりました」などのお声をいただきました。
EF実績集計機能や「iMedyプラス 施設基準管理」について、詳細をご希望の方はぜひお気軽にお問い合わせください。